PM試験 科目B-2(午後Ⅱ)
PM試験 科目B-2(午後Ⅱ)の時間配分と字数の考え方|書き切るための準備
本番で書き切るには、速く書き始めるより、設問を読み違えずに構成を決めることが大切です。自分用の時間配分を練習で固めましょう。
時間配分は、年度の試験要項を基準に決める
試験時間や字数などの正式な条件は、受験する年度の試験要項と問題冊子で必ず確認してください。そのうえで練習では、問題を読む、構成を作る、本文を書く、見直す時間をあらかじめ分けます。
本文を書く時間を増やすために、設問を急いで読み過ぎるのは危険です。題意を外すと、長い文章を書いても修正が難しくなります。最初に設問の要求を分解し、題材と流れを決めてから書き始めましょう。
練習用の時間配分を四つに分ける
自分の練習では、試験時間を次の四つに分けて記録すると、遅くなる原因を見つけやすくなります。
| 段階 | 行うこと | 記録すること |
|---|---|---|
| 問題の読解 | 設問の要求語に印を付ける | どの要求を見落としたか |
| 構成メモ | 題材とア・イ・ウの流れを一行で決める | 題材選びに迷った時間 |
| 本文執筆 | 設問ごとに結論から書く | どの設問で手が止まったか |
| 見直し | 回答漏れ、一貫性、字数、表記を確認する | 直した内容 |
毎回同じ配分に固定する必要はありません。設問イで行動を詳しく書く必要があるなら、その分を残すなど、問題の要求に合わせて調整します。
本文の前に一行メモを作る
書き始める前に、設問ア・イ・ウそれぞれへ一行のメモを書きます。
- ア: プロジェクトの特徴と制約
- イ: 課題、判断の根拠、具体的な行動
- ウ: 結果、評価、次へ生かすこと
各メモが矢印でつながれば、途中で何を書くか迷う時間を減らせます。本文では一段落ごとに一つの判断または行動を書くと、字数を増やすための説明ではなく、必要な内容を書けます。
字数は「埋める対象」ではなく、説明量を測る目安
字数が足りないときに、一般論や同じ説明を繰り返すのは逆効果です。次の不足を探してください。
- 課題の状況や影響が具体化できていない
- 判断の理由が一文で終わっている
- 関係者との調整や実施後の確認が抜けている
- 結果の評価と次への学びがない
逆に長くなり過ぎるときは、後の判断に使わない背景説明、一般的な知識の説明、同じ施策の繰り返しを削ります。設問ごとの字数条件は、必ず当年の問題冊子に合わせて確認してください。
見直し時間を必ず残す
最後の見直しでは、誤字より先に内容を確認します。
- 設問の各要求に答えているか
- 設問アの制約が、イの判断理由になっているか
- 設問イの施策を、ウで評価しているか
- 期限、関係者、数値などに矛盾がないか
- 最後に字数と表記を確認する
練習では、書き終えた瞬間に止めず、この見直しまでを一セットとして時間を測りましょう。本番で安定して書き切る力につながります。